お知らせ

会議や総会の開催

平成28年度理事視察研修

 平成28年7月22日(金)に、佐賀市自治会協議会理事視察研修として、玄海原子力発電所へ視察に行ってきました。
 まず、玄海町へ向かうバスの中で九州電力株式会社佐賀支社の方より、「地震発生時における玄海及び川内原子力発電所と周辺観測点との揺れの大きさの違いについて」や「平成28年度熊本地震における玄海原子力発電所の安全性について」等の説明がありました。
 玄海エネルギーパークへ到着後、玄海原子力発電所について概要説明をしていただき、エネルギーパーク内の「サイエンス館」を施設の方の案内で、見学しました。

 

 高さ13mの実物大原子炉模型や、原子炉シアターで原子力発電の仕組みについて学びました。
 展望室からは、玄海エネルギーパークを一望することができ、発電所や広場、観賞用温室を見ることが出来ました。

 

 施設内容には、実際に原子炉容器内にある燃料集合体に触れることが出来る展示があり、様々な疑問や質問を活発にされました。

 

 その後バスへ戻り、車中から原子力発電所構内の見学へ。
 構内への出入りは、厳重に管理をされていて、入口には警備会社が常駐し、門の前でバスの点検、見学者は事前の申請と、バス車内で身分証明書とともに本人確認を必ずされてからの入場となります。
 施設構内は、とても広くひとつひとつが厳重に管理され、安全第一に考えられた施設となっていました。現在は、更なる安全基準を満たすための施設整備などが行われていました。


 続いて、佐賀県立名護屋城博物館へ。
 名護屋城は豊臣秀吉の朝鮮出兵に際して出兵拠点として築かれた城で、周囲には130以上に上る諸大名の陣屋が構築され全国から20万人を超える人々が集まったとされています。
 博物館内では、学芸員の方の説明を聞き展示物の見学を行いました。
 現在、名護屋城跡と23箇所の陣跡が国の特別史跡に指定されています。
 今回は、体験することが出来ませんでしたが、「バーチャル名護屋城」という、タブレット端末等を用いて再現CGを見ながら名護屋城跡を散策できるようになっているそうです。

 

会議や総会の開催

熊本地震被災地へ義援金を送りました

熊本地震被災地へ義援金を送りました
平成28年5月10日(火)

佐賀市自治会協議会では、平成28年熊本地震被災地に対し、義援金を送りました。
被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

【義援金額】 640,000円
【送 金 先】 佐賀善意銀行(佐賀新聞社内)

また、各校区や各単位自治会でも個別に義援金を募られており、
佐賀善意銀行や佐賀市社会福祉協議会に別途送付されています。
(各自治会等より佐賀善意銀行へ、6/15現在 約6,500,000円)

会議や総会の開催

第33回佐賀市自治会協議会総会を開催しました

 平成28年5月24日(火)午後2時から、マリトピア「アンジェリーク」において、第33回佐賀市自治会協議会総会を開催いたしました。
 当日は、佐賀市長はじめ、市議会議員、各種団体関係者など来賓の方々にも出席いただき、自治会長を含め総勢520名と多くの方々の参加により盛大に開催されました。



 自治会協議会では、自治会長としてその在任年数が10年に達した方に特別功労表彰を、また自治会長として4年以上の任期を務められて退職された方に退職記念表彰を贈呈しております。
 今回の総会では、特別功労表彰の対象者9名と退職記念表彰の対象者31名の皆様をそれぞれ表彰し、自治会長としてのこれまでの活動に敬意と感謝の気持ちを表しました。

 

 議事として平成27年度事業報告・決算報告及び監査報告、新役員の承認及び紹介、平成28年度事業計画・予算案を承認いただきました。

 

 総会終了後、『新地域活動「ふるさと大家族づくり」への挑戦』 という演題で、KSVN(嘉瀬小学校ボランティアネットワーク)顧問 村岡智彦(むらおかともひこ)氏による記念講演を行いました。
 近年、住民の地域への「帰属意識」が薄れていくなか、『地域コミュニティの再生には「人づくり」が重要で、地域がもつ教育力が重要な鍵になる。』ことについて解りやすくお話いただきました。
 自治会活動とも深く関わりのある内容に、興味深く拝聴し、今後の活動の参考になるものでした。

 

 記念講演の後は懇親会を開催しました。 数少ない他校区の自治会長との交流の場であり、活発な意見交換をし親睦を深めました。

会議や総会の開催

北九州市自治会総連合会視察対応

 平成27年10月8日に、北九州自治会総連合会より佐賀市へ視察研修に来られました。
 嘉瀬川防災ステーションでの研修会には、北九州市自治会総連合会役員及び北九州市職員の方々25名が参加されて、佐賀市自治会協議会役員及び佐賀市職員が、自治会協議会の組織や活動について、地域コミュニティづくりの取組みについて、佐賀市水防センターについての説明等を行いました。

○研修次第
 1 開会
 2 佐賀市自治会協議会会長挨拶
 3 北九州市自治会総連合会会長挨拶
 4 出席者紹介
 5 概要説明
  ・佐賀市自治会協議会について(総務法制課)
  ・地域コミュニティづくりの取組みについて(協働推進課)
 6 意見交換(地域の取組みなど)
 7 謝辞(北九州市市民スポーツ局長)
 8 嘉瀬川防災ステーション視察(消防防災課)
 9 閉会

 意見交換の中では、お互いの地域での取組みや、加入促進についての悩みなどの意見が出され、コミュニティづくりについても、活発な質疑応答が行われました。

 

 嘉瀬川防災ステーションの施設見学では、備蓄や避難時の対応等について、様々な質問があり、私たちも興味深く、大変勉強になりました。
 平成26年7月に、自治会協議会理事視察研修では北九州市小倉北区に視察へ行き、規模の違いはあるものの、自治会やまちづくりについての取組み、自主防災についての意識などは同じだと感じ、今回の視察対応も、大変有意義な時間となりました。

 

会議や総会の開催

平成27年度理事視察研修

 平成27年7月24日(金)に、佐賀市自治会協議会理事視察研修として、福岡県飯塚市へ視察に行ってきました。
 まず旧伊藤伝右衛門(いとうでんえもん)邸、嘉穂劇場を見学しました。
 平成18年9月、飯塚市有形文化財に指定された「旧伊藤伝右衛門邸」は、炭鉱王・伊藤伝右衛門の本邸として明治30年代に建造。日本建築の粋を集めて数度の増改築をした大邸宅は、和洋折衷の内装で、どの部屋も細部にまでこだわり豪華で贅を尽くした屋敷でした。日本庭園を一望できる見晴らしの良い2階に、NHK朝の連続テレビ小説で話題となった伊藤伝右衛門の妻「歌人・柳原白蓮」の部屋がそのまま残されており、当時の様子を伺い知ることが出来ました。大規模な池泉庭園は、様々な景を楽しむ事の出来る回遊式庭園でもあり、平成23年9月、国の名勝に指定されています。
 見学をするにあたり、玄関を上がったところから専属のガイドさんに案内をして頂きました。
 旧伊藤伝右衛門邸の建造物や庭園の説明のみならず、伝右衛門の生い立ちから人となり、歴史的背景、豪華絢爛な細工に込められた想いまで詳しく面白く説明をして頂き、理事の方々も熱心に聞き入られ、「佐賀の名所にも、これだけのガイドを育てる必要がある。」と感心しておられました。

 

 嘉穂劇場の見学では、石炭産業の繁栄から衰退、その後、水害で経営存続が危ぶまれた時代を地域の力や、全国からの支援や励ましのもと、新たに特定非営利活動法人として見事に復興し、平成18年、国の登録有形文化財に指定された歴史を聞きました。伝統的な文化を継承する劇場の活用をはかり、地域の方々と一体化した各種の文化活動の拠点として、様々な活動をとおして地域の活性化に繋がっているとのことでした。

 

 続いて「飯塚市庄内生活体験学校」の視察へ。
 庄内生活体験学校は、昭和58年に全国に先駆けて小学生を対象とした「通学キャンプ」を開始。
 集団生活を通して、自分と他人との関係を正しく認識し、調整できる力を身につけ、子どもの独り立ちを目指し「生きる力」を体得させることに目的をおき活動。その後、通学合宿専用の施設が建設され管理棟で本格的な通学合宿が開始されました。
 合宿では、子ども同士が協力し合い、自炊、洗濯、風呂焚き、掃除、動物の飼育、堆肥作り、農作業、森づくり、シイタケ栽培、炭焼きなど、季節に応じたプログラムが行われています。
 施設内には、管理棟・生活棟・交流センターの他に、「堆肥小屋」「竹炭窯」「ピザ焼き窯」「畑」「しいたけ栽培場」「動物舎」「作業棟」等があり生活体験の施設としては、とても充実していました。
 佐賀市内でも各校区で通学合宿が行われていますが、宿泊場所は校区公民館が主であり、視察した理事からは、「これだけ施設が充実しているのは羨ましい。」との声が上がりました。
 質疑応答では、参加者募集の要件や、地域の方々との関わりについて等の質問があり、一度体験した子どもたちが「また行きたい」と参加する事が多く、とても人気があるそうです。また、学校では宿泊ボランティアと活動ボランティアを募集しており、地域の方々の知識と経験が、生活技術の指導・体験活動の支援指導をしながら、子どもたちの体験に活かされているとのことでした。

 

 今回の視察では、歴史的文化財と地域活性化への繋がりについてや、子どもを通しての地域との関わりについて改めて考え、今後の自治会活動の参考になる有意義な時間となりました。

<<次の記事 前の記事>>

このページの先頭へ