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自治会長視察研修報告

佐賀市自治会協議会自治会長視察研修を11月15日(木)~16日(金)に実施しました。
今回は、宮崎県えびの市にある「南九州コカ・コーラ工場」、熊本県人吉市にある「人吉社会福祉事業団」を視察しました。

南九州コカ・コーラ工場は1962年8月に設立され、「人と人をうるおし、地域とともに発展する」という思いで資源を大切にするシステムを作っているそうです。お茶やコーヒーかすは肥料や家畜のえさとして、ペットボトル、スチール缶、アルミ缶、ビンもリサイクルし、いろんなものに再利用されています。植林活動など自然を守る活動もしているそうです。ほとんどオートメーション化されていて、工場内に人の姿が見えないのが印象に残りました。ロビーで結婚式の写真撮影が行われていて、白いタキシードと白いウェディングドレス姿の新郎新婦が、壁に描かれている赤い大きなコカ・コーラのマークの前でポーズをとっているのを見て、飲料ビジネスを通して地域に貢献しているコカ・コーラの想いが伝わってきたような気がしました。

 

 人吉市社会福祉事業団は、知的障害者の方を中心に、文化的活動や機能訓練等を実施することにより、日常生活に必要な社会性を身につけると同時に健康的で生きがいのある生活を送っていただく事を目的としているそうです。リハビリの意味だけでなく社会参加や社会復帰のために作業を通して報酬を得ているそうで、小物を作ったり、畑やビニールハウスで農作物を育てたり、また委託された仕事として赤米の一粒一粒を大きさや色などで分ける細かい作業などをされていました。事業団でも小物や野菜が売ってあり、自治会長のみなさんはたくさん購入されていました。

  

 地域や自然とともに発展していく大きな工場、社会参加を目指し少しずつ前進していく障害者の方達。私達が生きている世界には、社会を支える大きな力と、小さいけどとても大事な力、両方の力が必要であると実感しました。


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